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NYダウ続落、下げ幅一時1000ドル超 金融引き締め警戒

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比981ドル安(2.8%安)の3万3811ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め加速を警戒した売りが幅広い銘柄に広がり、ほぼ全面安となった。取引終了間際に売りが加速し、取引時間中の下げ幅は一時1000ドルを超えた。

前日比の下落率としては2020年10月以来の大きさとなった。他の主要株価指数も軒並み下落した。多くの機関投資家が参考指標とするS&P500種株価指数は2.8%安、ハイテク株の比率が大きいナスダック総合株価指数は2.5%安で終えた。

FRBのパウエル議長は21日、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げを実施する可能性を示唆した。5月会合では量的引き締め(QT)も決まる予定だ。米ハリス・フィナンシャル・グループのジェイミー・コックス氏は「FRBが0.5%の利上げを示唆すると、市場は直ちに0.75%の可能性を織り込み始める」と引き締めの加速を警戒する。

引き締めが景気を冷やすとの懸念が強まり、景気敏感株や消費関連株で売りが目立った。スポーツ用品のナイキは5%安、建設機械のキャタピラーは7%安となった。金融株も大きく売られ、ゴールドマン・サックスは4%安だった。金利上昇で割高感が意識されやすいハイテク株など高PER(株価収益率)銘柄も売られた。

米株の変動性指数(VIX)は22日、28台と前日比で24%上昇した。投資家の不安心理を示す水準の20を上回っている。

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