米航空、最悪期脱す ワクチン普及で赤字6割圧縮
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【ニューヨーク=大島有美子】米航空大手の業績が最悪期を脱しつつある。22日に出そろったアメリカン航空など大手3社の2021年1~3月期決算は、合計の最終赤字が37億8400万ドル(約4100億円)とピークから6割圧縮した。新型コロナウイルスワクチンの普及で国内観光需要が回復し、1日当たりの現金流出も半減した。黒字転換に向け、ドル箱の国際線や法人需要の回復がカギを握る。
「とても暗かったトンネルの...
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