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保険勢「リスク資産に追加資金」3割 ゴールドマン調査 

【ニューヨーク=宮本岳則】米ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)は21日、世界の保険会社の最高投資責任者(CIO)を対象にした運用状況調査を公表した。回答会社の3割が、未公開株(PE)ファンドなどリスク資産への資金配分を増やすと答えた。回答比率としては2014年以来の高さとなった。

GSAMは世界286の保険会社を対象に調査を実施した。回答会社の運用資産は総額で13兆ドル(約1430兆円)に達する。アンケート結果を通じて、長期投資家の代表格である保険会社の投資スタンスを知ることができる。

GSAMによると34%の保険会社が「ポートフォリオのリスク量を増やす」と回答した。一方、「リスクを減らす」と回答したのは8%にとどまり、「増やす」との差は26%に拡大した。こちらも14年以来の大きさとなった。保険会社の運用者がリスクをとることに前向きになっている様子がうかがえる。

資金配分を増やす先として最も多かったのは未公開株ファンドで、回答者の37%に達した。これに中堅企業向けローン(34%)やインフラ向け融資(31%)、ローン債権を束ねたローン担保証券(CLO、29%)が続いた。

マクロ経済のリスク要因についても聞いたところ、債券や株式市場のボラティリティー(相場変動)を最大のリスクに挙げる回答者が全体の19%で最も多かった。世界的なパンデミック(感染大流行)を挙げたのは16%。GSAMは「(保険会社にとって)パンデミックは最上位のリスクではなくなっている」と指摘した。インフレを最大のリスクと指摘した会社は11%だった。

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