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NY市長選、民主予備選で元警官のアダムス氏が先行

(更新)
ニューヨーク市長選の予備選で投票を呼びかける候補者の支持者(22日午後、同市内)

【ニューヨーク=吉田圭織】米国最大都市ニューヨークで11月の市長選に向け、民主党と共和党それぞれの候補を選ぶ予備選が22日、実施された。暫定開票結果によると、民主党の予備選では元同市警察官でブルックリン区長のエリック・アダムス氏が先行している。

ニューヨークでは圧倒的に民主党支持者が多いため、同党の予備選を勝ち抜いた候補が次期市長となる可能性が高い。

投票は22日午後9時(日本時間23日午前10時)に締め切られ開票作業に移ったが、当選者の確定には時間がかかる見通しだ。民主党の予備選には13人が立候補した。2014年から務める現職のデブラシオ市長は任期制限があるため、出馬できない。

日本時間23日正午すぎ時点の暫定開票結果によると、アダムス氏が得票率30.8%でトップに立つ。女性弁護士のマヤ・ワイリー氏が21.5%、元市幹部のキャサリン・ガルシア氏が20.6%で続く。

米大統領選の民主党候補の指名争いで知名度を高め、一時はトップだった台湾系起業家アンドリュー・ヤン氏は4位(11.8%)にとどまり、敗北を認めた。

選挙の最大の争点は治安や人種差別対策。ニューヨーク市警察によると、5月の銃撃事件の件数は前年同月比で73%増加した。同時にアジア系などを狙うヘイトクライム(憎悪犯罪)も多発しており、1~5月末までの件数は87件と前年同期比で3倍以上に増えた。犯罪対策への関心がアダムス氏の支持率を押し上げたとみられる。

今回の予備選では初めて、有権者が投票時に候補者を1位から5位まで順位付けできる方式を採用した。「第1選択」として選ばれた候補が票数の過半数を占めれば当選者が確定する。しかし、誰も過半数を得られなかった場合、得票が最も少なかった候補者が除外されていく複雑な仕組みをとる。今回、圧倒的多数を得る候補者はいないと考えられており、結果が判明するまで数週間かかるとの見方も出ている。

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