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Netflix、実写版「カウボーイビバップ」制作会社を買収

(更新)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米ネットフリックスは22日、視覚効果(VFX)の技術をもつカナダの制作会社スキャンラインVFXを買収すると発表した。実写版「カウボーイビバップ」や「ストレンジャー・シングス」シリーズの映像編集で協業関係にあり、買収を通じて世界各地での独自作品の制作強化につなげる。買収額は公表していないが、2022年3月までに手続きを完了する計画だ。

スキャンラインVFXは1989年設立で、現在はカナダのバンクーバーに本社を置く。米ロサンゼルスや独ミュンヘン、韓国のソウルなどにも拠点があり、米ロサンゼルス・タイムズによると従業員は1000人を上回る。ネットフリックスのほか、米ケーブル局HBOの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」や映画「ゴジラvsコング」などのVFXも手掛けた。買収成立後も他社との取引を続けるという。

撮影した映像を加工したり、CG(コンピューターグラフィックス)と組み合わせたりするVFXは、現実には再現できないシーンを作り上げるうえで欠かせない技術だ。ネットフリックスのスタジオ運営部門のエイミー・ラインハード副社長は22日付のブログで、買収を通じてスキャンラインVFXの設備や人材への投資を強化する方針を示した。

ネットフリックスは最近、映像制作の専門技術やIP(知的財産)を持つ企業の買収を重ねている。9月に児童向け小説「チョコレート工場の秘密」で知られる故ロアルド・ダール氏の作品の権利を管理する英社を買収したほか、カリフォルニア州のゲーム会社ナイトスクール・スタジオの買収も公表した。

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