ブラジル国営石油、大統領の人事介入で株価急落 20%安
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジルのボルソナロ大統領が同国最大の企業である国営石油会社ペトロブラスの人事に介入し、同社の株価や通貨レアルが売られている。目先の支持を獲得するため、企業に不利になる形の燃料価格の引き下げを政権が強要する形となり、同政権が進めてきた経済改革路線の推進にも悪影響を及ぼしかねない。
22日のブラジル株式市場でペトロブラスの株は売られ、前週末比で一時20%を超える下落幅を記録し...
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