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中国外相「米は交渉で緊張緩和を」 ウクライナ巡り

(更新)

【ワシントン=中村亮、北京=羽田野主】ブリンケン米国務長官は21日(米東部時間)、中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外相と電話で協議した。国務省によると、ブリンケン氏はウクライナの主権と領土の一体性を保護すべきだと訴えた。ロシアによるウクライナ再侵攻に反対するよう中国に求めたとみられる。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は2月上旬、ロシアのプーチン大統領と北京で会談して共同声明を発表した。北大西洋条約機構(NATO)の拡大への反対を明記した。ロシアの主張を支持するもので、バイデン米政権は中国の後ろ盾を得たこともありロシアがウクライナに圧力を強めているとみる。

中国外務省の発表によると、ウクライナ情勢を巡り王氏は「対話と交渉を通じて緊張を緩和し、食い違いを解消する」ように呼びかけた。中国はウクライナへのロシア軍の展開について支持はしていないものの、米欧が検討するロシアへの制裁には反対する構えだ。

米中外相は弾道ミサイルを発射した北朝鮮の問題も話し合った。王氏は「朝鮮半島の核問題の核心は米朝間の問題だ」と指摘し、米朝の直接対話が必要だと主張した。「米国は北朝鮮の正当で合理的な関心を重視し、実質的に意義のある行動をとるべきだ」と強調した。北朝鮮への制裁緩和などを指しているとみられる。

王氏はバイデン政権のインド太平洋戦略について「台湾問題で中国を制することを米国の地域戦略に組み入れようとしている。明らかに対中封じ込めの誤った信号を発信している」と批判した。「米国側の一部の高官は中国との激しい競争が長期化すると吹聴しており、中米の全面対決に発展する可能性が高い」と話した。

電話はブリンケン氏からかけたという。

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