台湾、IPEF発足時は不参加 米高官

米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」に台湾が発足時に参加しないと明かした。当面は半導体のサプライチェーン(供給網)構築や先端技術などの経済協力を米国と台湾の間で進めると強調した。
大統領専用機で記者団の質問に答えた。サリバン氏はIPEFについて「非常に幅広いメンバーで構成される。数カ月、数年先には他の国も参加するだろう」と述べ、参加国の拡大に自信をみせた。発足時の参加国数など詳細は示さなかった。