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表情の変化でスマホを操作 Googleが新技術

米グーグルの新機能「プロジェクトアクティベート」では口を開くしぐさをすることによりスマートフォンに「イエス」と発声させることが可能になる(グーグル提供のイメージ図)

【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは顔の表情の変化を利用してスマートフォンを操作する技術を開発した。口を開けたり視線の方向を変えたりすることなどで、事前に登録した短い文章の読み上げやメッセージの送信ができるようにする。手や声によるスマホの操作が難しい身体障害者による利用を見込んでいる。

23日、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホで利用できる新技術を発表した。「プロジェクトアクティベート」は前面カメラと機械学習を活用し、電話の発信や音声を再生する機能も設けた。

「眉を上げる」「視線を右に向ける」など6つの表情の変化と希望する操作をあらかじめひも付け、利用者が上を見ると介護者にショートメッセージサービス(SMS)を送って手助けを求めるといった使い方が可能になる。利用は無料で同日から米国など4カ国でアプリとして提供を始めた。日本での開始時期は明らかにしていない。

また、同じ6つの表情の変化を利用し、スマホの画面から希望する項目を探して選択できる「カメラスイッチ」も同日から提供を始めた。6つの中から画面のスクロールと決定に使う表情の変化をあらかじめ選んで設定し、タッチスクリーンに触れなくても操作できるようにする。アンドロイドの標準機能として日本語を含む80の言語で使える。

23日までに取材に応じたグーグルのプロダクトマネジャー、リジー・リリアンフェルド氏はこれまでに障害者がコミュニケーションのために使ってきた機器について「高価で使い勝手が優れず、低速という課題があった」と指摘した。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者などを利用者として想定し、「価格が下がり携帯性も高まる」と説明した。

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