「地球の悪」Amazonを変えた従業員アクティビスト
カイシャの未来 マレン・コスタ氏
[有料会員限定]
――米アマゾン・ドット・コムで働いていたとき、会社に気候変動対策を求める従業員の組織をつくりました。解雇や嫌がらせを受けるリスクを負って声を上げたのはなぜですか。
「14歳と16歳の子どもがいるからだ。彼らの将来を考えたときに『暮らせる地球がなくなってしまったら……』と悲しくてたまらなくなった。当時、アマゾンは気候変動に加勢する存在だった。地球に対して悪だった。多くの人は自分の立場を危険にさらす...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

株式会社が誕生してから約400年。社会を豊かにしてきた会社が岐路に立っている。利益を過度に追い株主に報いる経営姿勢に若者らがノーを突きつけ、社会への貢献や存在意義を明確に示すよう求め始めた。会社と社会。語源が同じと伝えられる2つの言葉が今、再び重なり合うときを迎えている。
【特集】会社と社員、変革500年史 能率主義・戦争・多様性