/

米でコロナ感染が減少傾向に 新規死者数は増加

(更新)

【ニューヨーク=山内菜穂子】米国で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」による感染者数が減少傾向に転じた。20日の新規感染者数は7日移動平均で直近のピーク時より1割減った。ただ感染者数よりも遅れて変化する死者数は増えており、医療機関の逼迫も続いている。

オミクロン型は感染力が強く爆発的に感染者数が増える一方、世界で先駆けて感染拡大した南アフリカや英国はすでにピークアウトした。オミクロン型が症例の99.5%を占める米国でも同様の傾向があり、先行して感染が広がった北東部を中心に減少基調が鮮明になっている。

米ジョンズ・ホプキンス大のまとめによると、20日の新規感染者数(7日移動平均)は約73万6000人。過去最高となった15日の約81万4000人よりも1割減った。

ロイター通信が20日までの1週間の感染状況をまとめたところ、その前の週と比べて19州で新規感染者数が減少した。ニューヨーク州など北東部は4割減った。中西部や南部などではいまも増加している州がある。

新規入院も頭打ちの兆しがある。米疾病対策センター(CDC)によると、19日の新規入院者数は約2万1000人。15日(約2万1600人)がピークだった可能性が高い。ニューヨーク州では20日の新規入院者数が1週間前に比べて2割減った。

懸念は死者数の増加が続いていることだ。20日の新規死者数は約1850人だった。デルタ型による感染が拡大した昨年秋のピーク時の9割近い水準まで上昇している。

オミクロン型の症状はデルタ型に比べて軽いとされるものの、感染者の爆発的な増加で重症者も増加する傾向にある。総入院者数は14万人台と、昨年1月を上回り過去最多となっている。入院者の急増とスタッフ不足で逼迫する医療機関では、手術や治療の延期が日常的になっている。

新型コロナ特集ページへ

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 国内 海外 感染状況 論文・調査 Nikkei Asia

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン