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Google、NY市内にオフィスビル購入 約2300億円で

Googleはニューヨーク市内拠点を拡充する(写真は市内の同社拠点外観)=ロイター

【ニューヨーク=西邨紘子】米アルファベット傘下のグーグルは21日、ニューヨーク市内のオフィスビルを21億ドル(約2300億円)で購入すると発表した。同社は2022年以降、自宅勤務と出社を組み合わせた柔軟な勤務体系の導入を目指しており、利便性の高い立地に魅力的な勤務環境を整え人材を引きつける狙いだ。22年1~3月期にビル購入の手続きを完了し、23年の開業を見込む。

グーグルが購入するのは、ニューヨーク市内ウェストビレッジ地区にある「ザ・セントジョンズ・ターミナル」。18年にオフィスの賃貸契約を結び、22年の開業を目指して改装を進めていた。賃貸契約にビルの購入オプションが含まれていた。米メディアによると、オフィスビル1件の購入額としては米国でも最も高額な案件の一つという。

グーグルはニューヨーク市に約1万2000人の従業員を抱える。購入するビルはニューヨーク市内中心部で同社オフィスが集まる「ハドソン・キャンパス」の中核として、販売や協業などの事業機能を担う。グーグル幹部は米メディアとのインタビューで賃貸より購入を選ぶ理由として「改装がしやすいこと」を挙げており、感染防止策などを導入し出社再開に向けた環境を整える狙いもあるとみられる。

ニューヨーク市では新型コロナウイルス流行前から、大手テック系企業が相次ぎ事業拡大に動いていた。20年に新型コロナウイルス流行でリモート勤務が広がると、金融大手などが高額なオフィス賃貸を見直し市外移転を進め、オフィス空室率が上昇した。

一方で、不動産価格の下落を好機として、豊富な手元資金を抱えるIT大手企業が拠点拡充を加速する動きも相次ぐ。米アマゾンは昨年、市内中心部の元百貨店ビルを購入し、オフィスに転換すると発表した。買収額は約12億ドルと報じられた。

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