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「同盟関係を修復し、再び世界と関与」就任演説要旨

米大統領

我々は今日、一候補者の勝利ではなく、民主主義の大義の勝利を祝う。我々は改めて民主主義の貴重さを学んだ。民主主義はもろいものだ。しかし今この瞬間、民主主義は勝利を収めた。数日前に暴力が揺るがそうとしたこの神聖な場所で、平和的な権力の移行を挙行している。

米国史の中で、これほど困難な時期はまれだ。100年に1度のウイルス(新型コロナウイルス)が、この一年で第2次世界大戦で亡くなった米国人と同じ数の多くの命を奪った。多くの職が失われ、ビジネスが閉鎖された。人種間の平等を求める声が我々を動かしている。地球からも生存を求める声が上がっている。我々は台頭する政治的過激主義、白人至上主義、国内テロリズムを打ち破る。

これらの試練を乗り越え、我々の魂を取り戻し、未来を確保するには結束が必要だ。大統領に就任した今日、私の魂のすべては米国を一つにすること、国民と国を結束させることに向けられている。国民の皆さんに、この大義に加わってくれるようお願いする。結束することで死をもたらすウイルスを克服できる。中間層を立て直し、皆がヘルスケアを得られるようにできる。人種間の平等を実現し、米国を再び世界に善をもたらすリーダーにできる。

私は全ての米国民の大統領になる。事実を操作したり、製造したりする文化を拒否しなければならない。赤と青(共和党と民主党)、地方と都市部、保守とリベラルを対抗させる戦いを終わらせなくてはいけない。新型コロナウイルスとの戦いで最も厳しく命取りとなりかねない時期に突入している。我々はこのパンデミック(世界的大流行)に1つの国として立ち向かわなくてはならない。

我々は同盟関係を修復し、再び世界と関与する。私たちは単に力を持っていることを示して(世界を)導くのではなく、我々の事例そのものが力となるように導いていく。平和、発展、そして安全のために、強く信頼されたパートナーとなるだろう。

今は試練の時だ。我々は民主主義と真実への攻撃に直面している。猛威を振るうウイルス、広がる不平等、制度的人種差別の痛み、気候変動の危機。世界における米国の役割。これらのどの1つでも、我々に重大な挑戦をもたらすに十分だ。我々はそれらすべてに同時に直面し、この国に最も重大な責任をつきつけている。

約束する。常に皆さんに本当のことを話す。憲法を守る。民主主義を守る。米国を守る。個人的利益ではなく公共の利益を考えて皆さんのために尽くす。(ワシントン=芦塚智子)

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