/

ブラジル上院、コロナ対応で政府に過失 報告書を公表

【サンパウロ=宮本英威】ブラジル上院は20日、新型コロナウイルスをめぐるボルソナロ政権の対応について、国民の死亡を増やす過失があったとする報告書をまとめた。ボルソナロ大統領について、人道に対する罪や偽証罪などでの訴追を勧告した。ボルソナロ政権がワクチンや医療用酸素の適切な確保に動かなかったと判断した。

ブラジル上院の委員会は4月から、政府の新型コロナ対応について調査を進めていた。1200ページ弱の報告書では、ボルソナロ氏や3人の息子、閣僚を含む66人と2社が23の罪を犯したと指摘している。

ワクチンの製造元である米ファイザーからの連絡を無視したことや、明確な科学的証拠がない抗マラリア薬での治療に固執した対応などを批判している。

報告書はボルソナロ氏が9つの罪に関与したと指摘した。殺人罪への言及も検討されていたが、最終的には報告書から外された。

上院の委員会は今月26日に報告書を採決する。過半数の委員が賛成すれば、その後は連邦検察が訴追するかを判断する。ただ現時点では、ボルソナロ氏の弾劾などにつながる可能性は低いとの見方が多い。

ボルソナロ氏は20日、「何の罪もない。我々は初期段階から正しい対応をした」と述べた。委員会の調査が政治的な目的に基づいていると批判している。ブラジルでは22年10月に大統領選を控えており、ボルソナロ氏は再選を目指す意向だ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン