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安保理、北朝鮮ミサイル発射で緊急会合も声明出せず

【ニューヨーク=吉田圭織】国連の安全保障理事会は20日、北朝鮮のミサイル発射を受けて緊急会合を開いた。北朝鮮が19日、日本海に向けて潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したことを踏まえて対応を協議したが、安保理全体としての声明を出すなどの行動はとれなかった。

会合は米国、英国とフランスが共同で要請した。安保理としての声明が発表できないことを見据えて、会合前にフランスとアイルランド、エストニアが北朝鮮によるSLBM発射を非難する共同声明を出した。

米国のトーマス・グリーンフィールド国連大使も会合に先立ち、北朝鮮の発射について「不法行為であり、複数の安保理決議に反する」と述べた。同氏は「制裁の履行をもっと真剣にする必要がある。率直に言うと、安保理の北朝鮮制裁委員会は役割を果たせていない」と批判し、制裁回避を手助けする国々の取り締まりを呼びかけた。

北朝鮮はミサイル発射実験のペースを加速しており、9月以降に5回実施している。安保理はそのたびに緊急会合を開いてきたが、北朝鮮を非難する声明は2017年8月29日以降は出せていない。

当時は米国本土も射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を北朝鮮が繰り返しており、危機感が高まっていた。17年12月には北朝鮮に対する安保理の制裁を強化する決議も全会一致で採択した。だが、いまでは中ロが制裁緩和を呼びかけており、安保理理事国の足並みがそろわない状況が続いている。

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