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米、コロナ新規感染再び10万人超 2月以来の水準

【ニューヨーク=山内菜穂子】米国で新型コロナウイルスの感染が再び増加している。19日の新規感染者数は7日移動平均で3カ月ぶりに10万人を超えた。新規入院者数もじわりと増加傾向にある。地方政府などは正常化への影響を最小限に抑えようと、自宅検査キットの配布などを進めている。

米ジョンズ・ホプキンス大によると、19日の新規感染者数は10万1000人だった。10万人超は2日連続で、2月19日以来の高水準となった。

新規入院者数もじわりと増えている。米疾病対策センター(CDC)によると、11~17日の平均で1日あたり約3300人とその前の週に比べ2割増えた。1月のピーク時の2割弱の水準になっている。

現在、米国で感染が広がるのは、感染力が強いとされるオミクロン型の派生型「BA.2.12.1」だ。14日までの1週間の新規感染のうち「BA.2.12.1」の割合は48%となり、この1カ月で2倍になった。感染拡大が深刻な東部ニューヨーク州を含む地域では「BA.2.12.1」が7割を超える。

ニューヨーク市は17日、警戒レベルを「中」から「高」に引き上げた。市教育局は学校での感染急増に対応するため、毎週、生徒に検査キット4つを無料で配布する。さらにクラス内で感染者が出るたびに追加で検査キット2つを配っている。

連邦政府も全国民を対象に、3回目の検査キットの無料配布を始めた。専用ホームページで申し込むと、同一住所ごとに8つのキットを送付する。ワクチンの追加接種を促す取り組みも続けている。CDCは19日、5~11歳への追加接種を新たに推奨した。

一方で、マスクの着用を再び義務づける動きは広がっていない。ニューヨーク市のアダムズ市長は19日、「私たちはコロナとともに生きることを考えなければならない」と語り、検査キットや抗ウイルス薬の配布を優先する考えを示した。

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