波乱相場、銘柄選別の好機に(NY特急便)
米州総局 竹内弘文
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20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比92ドル(0.3%)高の3万2849ドルで引けた。昨年末比ではなお1割低い水準にあり、このままなら年間下落率は金融危機のあった2008年以来の大きさとなる。歴史的なインフレや米連邦準備理事会(FRB)の急ピッチの利上げが招いた波乱相場は、アクティブ投資が久しぶりに活躍する舞台ともなった。
長期金利の上限を引き上げ、大規模緩和策を事実上縮小し...
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