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欧米、ロシア編入「国連憲章・国際法に違反」 一斉に非難

(更新)

【ニューヨーク=吉田圭織】国連総会で20日、世界193の加盟国の首脳級らによる一般討論演説が始まった。同日に親ロシア派やロシア軍の支配下にあるウクライナの4州でロシア編入をめぐる住民投票の実施が発表されたことを受け、国連憲章や国際法の違反だと欧米から非難が相次いだ。

フランスのマクロン大統領は同日の演説で「ロシアが偽の住民投票を実施しても、軍事的に自分の意志を押し通すことはできないと理解すべきだ」と強調したうえでウクライナ侵攻は「帝国主義と植民地時代への回帰だ」と指摘した。演説前には記者団に「(住民投票実施は)民主主義のパロディーだ」と語った。

20日午前に会談したウクライナのクレバ外相と米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は「この見せかけの住民投票は国連憲章において中心的な主権と領土保全の原則に反するものだ」と非難した。トーマスグリーンフィールド氏は「米国はウクライナ領土のロシア編入は認めない」と述べた。

リトアニアのナウセーダ大統領はツイッターで「ロシアは住民投票という民主主義の幻想を通じて、帝国主義的な野心を隠蔽しようとしている。リトアニアは違法な領土編入に向けた試みは絶対に認めない」と投稿した。同氏は演説で「(ロシアは)隣国の侵略や編入を正当化する理由を探している」とも語っていた。

欧州連合(EU)の外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は住民投票について「ウクライナの主権と領土保全に反し、国際法の違反だ。結果は無効でありEUと加盟国は認めない」と強く非難する声明を出した。同時に「ロシアへの追加措置も検討し、ロシアとその政治指導者に責任を負わせる」と明らかにした。

カナダのトルドー首相はツイッターで「明白な国際法違反であり、さらに戦争を激化させるものだ」として強く批判した。

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