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モンデール元米大使が死去 93歳、普天間合意に尽力

(更新)
ウォルター・モンデール氏は激しい日米経済摩擦のもとで駐日大使を務めた(写真は2002年)=ロイター

【ワシントン=永沢毅】クリントン米政権の1期目に駐日大使を務めた元米副大統領のウォルター・モンデール氏が19日、中西部ミネソタ州ミネアポリスの自宅で死去した。93歳だった。複数の米メディアが伝えた。

駐日大使時代に沖縄県の米軍普天間基地(同県宜野湾市)返還を巡って橋本龍太郎首相と交渉にあたり、1996年4月に返還合意を2人ならんで発表した。

弁護士出身。64年から76年まで上院議員を務めた後、民主党のカーター政権で副大統領に就任した。84年大統領選では民主党候補の指名を得たが、共和党の現職レーガン大統領に大敗を喫した。このとき主要政党で初めて女性を副大統領候補に指名した。

駐日大使を務めたのは90年代半ばで、日米経済摩擦が最も激しい時代だった。議会や政府での経験が豊富な大物大使と称された。

橋本龍太郎首相と会談するモンデール駐日米大使(肩書はいずれも当時)=1996年

上院議員時代からつながりのあるバイデン米大統領は声明で、週末にモンデール氏と話す機会があったことを明かした。オバマ元大統領の副大統領に指名された際にはモンデール氏に真っ先に相談したといい「副大統領の務めを説明し、私のモデルになってくれた」と振り返った。

カーター元大統領は声明で「米国史上、ベストな副大統領であるモンデール氏の死を悼む」と表明した。

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