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米、台湾にワクチン提供3倍 関係強化で中国けん制

バイデン米政権は新型コロナワクチンの提供を通じ、米台関係の強化を狙う=AP

【ワシントン=中村亮】米国務省のプライス報道官は19日、新型コロナウイルスのワクチンについて、250万回分を台湾に提供するとツイッターで明らかにした。これまでは75万回分と説明しており3.3倍に増やすことになる。ワクチン提供を通じて米台関係を強化し、中国をけん制する思惑が透ける。

プライス氏は台湾向けのワクチンを積んだ航空機が飛び立つ様子をツイッターに投稿した。「台湾との健康をめぐるパートナーシップは米国や世界で命を救うのに役立った」と指摘した。過去に台湾が米国などへ医療物資を提供したことを念頭に置いているとみられる。

駐米台北経済文化代表処は19日の声明で、ワクチン提供をめぐり「米国の台湾に対する揺るぎない支持」を反映しているとして歓迎した。ワクチンを積んだ航空機が飛び立つ空港には台湾の駐米大使に相当する蕭美琴代表が駆けつけた。台湾は中国の介入によってワクチン調達が円滑に進んでいないと主張している。

米国のタミー・ダックワース上院議員らは6月上旬、台北を訪れて米国がワクチンを提供すると明らかにした。ダックワース氏は日本経済新聞のインタビューでワクチン提供をめぐり「バイデン政権と極めて緊密に連携していた」と強調。「米国が台湾を見捨てたり、1人で試練と苦難に直面させたりすることはないと台湾の人々に知ってほしい」と語っていた。

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