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米ロ外相が初会談 ブリンケン氏「安定的関係を望む」

(更新)

【ワシントン=中村亮】ブリンケン米国務長官は19日、訪問先のアイスランドでロシアのラブロフ外相と会談した。ブリンケン氏は冒頭で「安定的かつ予見可能な関係を望む」と強調し、米ロ対立に歯止めをかけたい意向を示した。ラブロフ氏は「似た立場を取り、肯定的な結果を達成できる分野について協力すべきだ」との考えを伝えた。

バイデン米政権下で米ロ外相が対面形式で会談するのは初めて。ロイター通信によると、会談は予定の1時間を超え、1時間45分続いた。バイデン大統領はロシアのプーチン大統領と6月に欧州の第三国で会談したい意向を示しており、米ロ外相は調整を進めたとみられる。

両外相は人権やサイバー問題などを念頭に「立場に違いがある」と認めたうえで、ブリンケン氏は「双方の指導者が協力すれば世界はより安全になる」と指摘した。気候変動やイラン核合意、北朝鮮の非核化などを協力分野にあげた。ラブロフ氏は「我々の議論が率直で事実や相互尊重に基づいているという理解のもとで全ての課題について議論する用意がある」と応じた。

ブリンケン氏は「ロシアが米国や同盟国に攻撃的に振る舞うのであれば我々は対処する」とも強調した。国務省の声明によると、ブリンケン氏はウクライナとの国境付近にロシア軍が駐留を続けていたり、ロシアの反体制派組織が弾圧を受けたりしているとして「深い憂慮」を伝えた。

バイデン政権はロシアに対して制裁を相次いで科して緊張が一段と高まった。米ロは会談を通じて対立に歯止めをかけたい考えだ。

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