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メキシコ待機の難民申請者、米に入国開始 移民規制転換

米カリフォルニア州サンイシドロの出入国管理所(19日)=ロイター

【メキシコシティ=宮本英威】米政府は19日、米国への難民を申請してメキシコで待機していた人々の米入国を認めた。複数の米メディアによると、25人がメキシコを出国してカリフォルニア州サンイシドロに入った。トランプ前米政権による強硬な移民規制からの転換が一歩進んだことになる。

難民申請者はメキシコ側で新型コロナウイルスの検査で陰性を確認した後にバスで米国側に入った。ホテルで隔離生活を送り、裁判所から難民申請が承認されるのを待つことになる。今後は1日300人程度の受付になる見通しだ。

トランプ前政権は2019年1月、米国に不法入国して難民申請した人々について、審査の結果が出るまではメキシコ側で待機させる制度(MPP)を導入した。現在はグアテマラやエルサルバドルなど中米出身者を中心に約2万5千人が待機している。

難民申請者の米国入国は、当面は米南部国境の3カ所の出入国管理所で受け付ける。この日始まったカリフォルニア州に続いて、テキサス州ブラウンズビルでは22日から、同州エルパソでは26日から受け付けを始める。

待機者が米国への入国を認められるには事前にネットでの手続きが必要になる。米国土安全保障省は「事前の約束なしに国境を訪れるべきではない」と説明している。それでもメキシコ側のティフアナの出入国管理事務所前ではこの日、米国への入国を期待して多くの人々が朝から列を作った。

バイデン米政権は移民政策の大幅な転換を進めている。難民申請してメキシコで待機している人々の米入国許可は11日に発表した。この他にも、トランプ氏がメキシコとの国境付近に建ててきた「壁」の建設中止を決め、不法移民が市民権を獲得する道を緩和する法改正も目指している。

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