/

米IBMの1~3月、5四半期ぶり増収 クラウド事業21%増

米IBMの1~3月期決算はクラウド事業の成長に支えられ、5四半期ぶりの増収となった=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】米IBMが19日発表した2021年1~3月期決算は、売上高が前年同期比1%増の177億3000万ドル(約1兆9175億円)だった。5四半期ぶりの増収となり、事前の市場予想(173億2000万ドル)を上回った。複数の部門にまたがるクラウド関連事業の売上高が21%増の65億ドルに伸び、全体をけん引した。

純利益は19%減の9億5500万ドルだった。前年同期に計上した多額の税関連収入がなくなったことが響いた。特別項目を除く1株利益は1.77ドルと市場予想(1.69ドル)を上回った。同社の株価は19日の時間外取引で4%上昇した。

クラウド関連事業の増収率は20年10~12月期の10%から拡大した。顧客が社内外のデータセンターを組み合わせて利用できるハイブリッドクラウドの投資需要が好調だった。19年7月に買収が完了したソフトウエア大手レッドハットの売り上げも17%増えた。アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は「堅調なスタートを切っており、収益成長を達成できる」とし、21年12月期通期の増収見通しを維持した。

部門別の売上高は、レッドハットを含むクラウド・コグニティブ・ソフトウエア部門が4%増の54億3700万ドルだった。データセンター事業などを含むグローバル・テクノロジー・サービス部門は1%減の63億7000万ドル。同部門の一部は年内に「Kyndryl(キンドリル)」の名称で分社化する予定だ。

コンサルティングなど企業向けのグローバル・ビジネス・サービス部門は2%増の42億3400万ドルだった。同社は1~3月期にセールスフォース関連のコンサルティング企業7Summitsと、クラウド移行を担うコンサルティング企業Taosをそれぞれ買収すると発表した。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン