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Facebook、豪で「ニュース掲載停止」 世界で反発

米フェイスブックがオーストラリアでニュース記事の掲載を停止し、世界で反発が強まっている=AP

【ニューヨーク=清水石珠実】米フェイスブックが18日にオーストラリアで報道機関によるニュース記事の掲載を停止したことを巡って、各国で反発が強まっている。

カナダのスティーブン・ギルボー文化遺産相は、フェイスブックの対応を「非常に無責任だ」とフェイスブック上で非難した。同氏は、豪政府と類似の法案を加議会に提出する準備を進めており、今後も「報道機関とIT(情報技術)大手の両方に公正な法案作りを継続する」と記した。また先週、フィンランドやドイツ、フランスの政府関係者と会合を開き、IT大手が報道機関に対価を払う仕組みづくりで協力していく方向となったことも明かした。

英国からも非難の声が上がった。英下院のデジタル・文化・メディア・スポーツ委員会のジュリアン・ナイト委員長は「(フェイスブックは)品がなく、大変無責任だ」と断じ、「ここ数年(フェイスブックが)言い続けてきた『良い市民としてふるまう』という甘い言葉はうそだった」とツイッター上でコメントした。また、オーストラリアで起きていることはほかの国への警告でもあるとの見方を示した。

一方、ロイター通信は米下院の超党派の議員が中小の新聞社などが合同でIT大手と交渉できるようにする法案提出を計画していると報じた。IT大手と報道機関が広告収入をどうわけるかなどの交渉で、報道機関側の交渉力を高める狙いだ。2019年にも類似の法案が提出されたが、議論が深まらないまま廃案になった。

フェイスブックの決定は、豪政府が議会に提出した、IT大手にインターネットのサービス上で使用するニュース記事の対価支払いを義務付ける法案への対抗措置とみられている。

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