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国連総長、復活祭に停戦呼びかけ 1570万人が支援必要に

(更新)

【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は19日、キリスト教東方正教の復活祭(イースター)に合わせて21~24日までロシアとウクライナの停戦を呼びかけた。停戦が実現すれば複数の人道回廊が設置でき、戦闘が激しい地域からの民間人の避難や人道支援物資の供給が可能になるという。

ニューヨークの国連本部にある、戦争否定と非暴力を象徴する「発射不能の銃」の彫刻の前で記者団に対して語った。グテレス氏は「1200万人以上の人々が人道的支援を必要としている」と話し、今後はウクライナに残っている人の4割に相当する1570万人まで膨らむとの予想も明らかにした。

グテレス氏は「イースターは再生、復活、希望の季節だ。しかし、今年は新しい命を祝福する代わりに、ロシア軍のウクライナ東部での攻勢と同時に起きている」と指摘した。「イースターの4日間は、人命救助とウクライナの苦しみを終わらせるために団結し、対話すべき時だ」と強調し、全ての当事者に停戦の呼びかけに参加するよう求めた。

国連の安全保障理事会は19日、ウクライナと難民についての緊急会合を開き、会合ではグテレス氏による停戦の呼びかけを支持する声が欧米諸国から相次いだ。一方、国連が主導している人道目的の停戦交渉は難航しており、グテレス氏は13日、「(停戦は)現時点では不可能なようだ」との見解を明らかにしていた。

会合に参加した国際移住機関(IOM)のビトリーノ事務局長によると、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、1200万人のウクライナ人とその他の国籍の人が国内外に避難した。IOMによる直近の調査によると、710万人がウクライナで国内避難民となっている。

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