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米当局、18歳以上の追加接種承認 ファイザーとモデルナ

(更新)

【ニューヨーク=白岩ひおな】米食品医薬品局(FDA)は19日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテック、米バイオ製薬モデルナがそれぞれ開発した新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上への追加接種(ブースター接種)のための緊急使用を承認した。米疾病対策センター(CDC)が同日、追加接種を正式に勧告したことで、接種完了から6カ月経過した18歳以上の全成人の追加接種が可能となった。

ファイザーは2回接種済みの16歳以上が1万人参加する臨床試験(治験)で、追加接種の感染予防効果が95.6%だったと発表済みだ。FDAはファイザー、モデルナとも臨床試験で、追加接種をした人が2回のみの接種と比べて高い抗体レベルが確認できたと指摘した。

FDAは19日の声明で、両社が接種による心筋炎などのリスクを調査していることにも言及した上で「ブースター接種にはリスクを上回る利点がある」と結論づけた。接種完了からの時間経過で予防効果が薄れるとのデータもあり、広く追加接種を認めることで感染の再拡大を防ぐ。ジャネット・ウッドコック長官代理は「追加接種をすれば、入院や死亡などの深刻な事態を引き起こしうる新型コロナから継続的に身を守ることができる」と述べた。

CDCの諮問委員会は19日、18歳以上へのファイザー製とモデルナ製の追加接種を全会一致で推奨する判断を下した。CDCは同日の正式な勧告で、50歳以上または長期介護を受けている人は、2回目の接種から6カ月後の追加接種が「望ましい」とし、その他の18歳以上の成人は「6ヶ月後に追加接種を受けてもよい」と指摘した。

ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は「パンデミック(世界的大流行)からの脱却を加速する一助となることを願う」と表明した。モデルナのステファン・バンセルCEOは「追加接種が新型コロナに対する強力な免疫反応を誘導するという強固な臨床結果に自信を持っている」と語った。

米当局はこれまでに65歳以上や重症化リスクの高い人などを対象にファイザーとモデルナ製の追加接種を認めたほか、1回接種型のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製については18歳以上の追加接種を認めている。

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