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NYダウ152ドル高、一時最高値上回る 米企業決算好調で

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【ニューヨーク=斉藤雄太】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、一時前日比212ドル高の3万5669ドルまで上昇した。取引時間中としては8月16日以来、2カ月ぶりに過去最高値を上回った。先週から本格化している2021年7~9月期の決算発表で市場予想を上回る企業が相次ぎ、米経済の復調を見込んだ買いが入っている。

この日は152ドル高の3万5609ドルで取引を終え、終値ベースでの最高値(3万5625ドル)には届かなかった。20日発表の7~9月期決算で1株利益が予想を上回った通信大手のベライゾン・コミュニケーションズの株価上昇が目立ったほか、医療保険のユナイテッドヘルス・グループなども買われた。米長期金利が1.6%台後半まで上がり、金利上昇に敏感なハイテク株主体のナスダック総合株価指数は下落した。

米国では9月半ばにかけて新型コロナウイルスの感染が再拡大し、7~9月期の米企業決算は増益率の大幅な鈍化が見込まれていた。ただ、今のところは大手銀行をはじめ事前の予想を上回るケースが目立つ。「バイデン政権の経済政策が規模を縮小のうえ議会の合意に向かう」(米オアンダのエドワード・モヤ氏)との期待が市場で高まっていることも追い風になった。

20日は暗号資産(仮想通貨)のビットコインの価格も一時6万6000ドルを超え、半年ぶりに最高値を更新した。価格変動の大きいリスク資産への投資マネー流入が再び勢いを増している。

足元では人手や資材の不足によるインフレが長引くとの懸念が強まり、株高を支えてきた米連邦準備理事会(FRB)の大規模な金融緩和策の転換も見込まれている。米経済の先行きに慎重な見方もくすぶるなか、株安を予想して空売りを仕掛けていた投資家の買い戻しが株価上昇に拍車をかけている面もある。

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