Netflix売上高、伸び率最低の2% 広告プランで会員増 - 日本経済新聞
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Netflix売上高、伸び率最低の2% 広告プランで会員増

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【シリコンバレー=佐藤浩実】米ネットフリックスが19日発表した2022年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比2%増の78億5205万ドル(約1兆円)だった。2002年の上場以降で最も低い伸び率となった。ホリデーシーズンに合わせた有力作の配信と廉価な広告付きプランの導入により、会員数は3カ月で766万人の大幅増となった。

本業のもうけを示す営業利益は前年同期比13%減の5億4990万ドルだった。マーケティング費用などがかさんだ。純利益は同91%減の5528万ドルだった。

12月末の会員数は2億3075万人で、9月末と比べて766万人増えた。アナリスト予想(457万人)を大きく上回り、19日の米市場の時間外取引でネットフリックス株は終値を上回って推移している。欧州の会員が320万人増えて全体をけん引したほか、停滞が目立っていた北米も91万人増えた。

ドラマ「ウェンズデー」や「エミリー、パリへ行く」の続編が新規の加入や再契約の獲得に寄与した。宇多田ヒカルさんの曲をもとにした「First Love 初恋」や漫画原作の「今際の国のアリス」といった日本発の作品も、アジアでの視聴拡大につながった。

ネットフリックスは11月、広告を付ける代わりに料金を抑えたプランを日米など12カ国で導入した。従来の最低料金と比べて2〜4割安くなるように設定したことで、一度解約した人を呼び戻す効果があったようだ。19日に公開した株主への手紙で広告プランについて「やることはたくさんあるが、初期の成果に満足している」と述べた。

23年1~3月期について、81億7200万ドルの売上高を見込む。前年同期比で4%増の水準となる。ネットフリックスは今回の決算発表から、会員数の予想値を示すのをやめた。

同日には創業者のリード・ヘイスティングス氏が共同最高経営責任者(CEO)を退いて、会長になったことも発表した。最高執行責任者(COO)だったグレッグ・ピーターズ氏が新たな共同CEOに就いた。テッド・サランドス共同CEOは継続する。

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