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米新聞トリビューン、富豪2人による対抗買収案を却下

【ニューヨーク=清水石珠実】名門地方紙「シカゴ・トリビューン」などを傘下に持つ米新聞大手トリビューン・パブリッシングは19日、欧米の資産家2人が共同で設立した企業による買収提案を事実上却下し、交渉を停止すると発表した。資産家の1人が4月上旬に提出した買収提案に沿った資金提供を行わない方針を明らかにしたため。

同提案は、トリビューンが2月中旬に米投資ファンド、アルデン・グローバル・キャピタルとの間で合意した買収計画に対抗する形で提案された。米メリーランド州ボルティモアに拠点を置く米チョイス・ホテルズのスチュワート・バイナム会長と、医療機器分野で財を成したスイス人富豪のハンスユルグ・ヴィース氏が共同で資金提供する計画だった。アルデンの買収提案額を上回ったため、トリビューンは富豪2人側とも交渉することを決めた。

だが、17日にヴィース氏が資金提供を縮小するとの正式連絡があったことを受けて、トリビューンの取締役会は19日、「アルデンによる買収計画を推奨する」と発表した。米紙ニューヨーク・タイムズは、ヴィース氏が買収計画の詳細を検討する中でシカゴ・トリビューンの再建は想定以上に難しいと認識したことが今回の決定につながったとの関係者の話しを報じている。

一方で、バイナム氏はトリビューン買収を断念せず、引き続き、買収計画に参加する新たなパートナーを探すとの書簡を提出した。

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