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米P&G、値上げでコスト吸収 22年通期予想を上方修正

【ニューヨーク=河内真帆】米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が19日発表した2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期比10%増の42億2300万ドル(約4800億円)だった。幅広い商品で値上げし、素材価格や輸送費の上昇による影響を吸収した。22年6月期通期の売上高予想も上方修正した。

21年10~12月期の売上高は6%増の209億5300万ドルと市場の事前予想(203億ドル前後)を上回った。主力商品の洗剤や家庭用掃除用品の売上高は7%増と、新型コロナウイルスの感染拡大期に比べて伸びは鈍化した。ヘルスケア用品の売上高は8%増えた。風邪の予防や健康に対する消費者の懸念を映し、風邪薬やせき止め薬などの販売が好調だった。

同年9月におむつや生理用品、12月には家庭用液体洗剤を値上げしており、増収の半分は値上げが寄与したという。22年4月には主力分野のパーソナルケア用品で値上げを計画していると明らかにした。

供給制約や仕入れ価格上昇による影響も示した。22年6月期は素材価格で23億ドル、輸送費は3億ドル分の減益要因になると想定する。従来はそれぞれ21億ドル、2億ドル分を見込んでいた。新たに、ドル高による影響で2億ドル分の利益を押し下げるとの見通しを示した。

値上げ効果などにより、22年通期の売上高予測を従来の前期比2~4%増から3~4%増に上方修正した。通期で70億~90億ドルとしていた自社株買いは90億~100億ドルに引き上げると発表した。

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