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スペースXの「民間人のみ」宇宙船、3日ぶりに地球に帰還

【シリコンバレー=奥平和行】米スペースXが15日に打ち上げた宇宙船「クルードラゴン」が米東部時間18日午後7時過ぎ、米フロリダ沖の大西洋に着水して地球に帰還した。4人の搭乗者はいずれも民間人で、職業宇宙飛行士を含まない初の宇宙滞在飛行となった。宇宙へのハードルが一段と下がり、商業化に向けた動きに弾みがつきそうだ。

スペースXのインターネット中継によると、大気圏に入ったクルードラゴンのパラシュートは午後7時3分に開き、約4分後に着水した。4人の搭乗者は50分ほどで下船し、ガッツポーズをするなど元気そうな様子をみせた。

「クルードラゴン」から下船したジャレド・アイザックマン氏(米東部時間18日午後7時50分ごろ、米フロリダ沖)=スペースXの中継画面

今回の宇宙飛行は「インスピレーション4」と名付けられ、4人の搭乗したクルードラゴンを15日夜にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。クルードラゴンは高度約585キロメートルに到達し、90分に1度のペースで地球を周回した。

費用の大半は米決済情報処理シフト・フォー・ペイメンツのジャレド・アイザックマン最高経営責任者(CEO)が拠出し、同氏が船長を務めた。10歳で「骨のがん」と呼ばれる骨肉腫を患ったヘイリー・アルセノー氏ら3人が同乗した。4人は約5カ月半の訓練を経て搭乗した。

スペースXは米テスラのイーロン・マスクCEOが率い、クルードラゴンは2020年に民間の宇宙船で初めて運用段階に入っている。これまでに国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を3回運んでおり、今回が4回目の有人飛行となった。スペースXは23年に月への周回旅行を計画し、将来は火星に人を送る構想を掲げている。

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