カナダ、ウクライナに装甲車200台 国防相がキーウ訪問

【ニューヨーク=時事】カナダ政府は18日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、装甲兵員輸送車200台を追加供与すると明らかにした。カナダのアナンド国防相が同日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問し発表した。
提供するのは、カナダのロシェル社製「セネター」で、総額9000万カナダドル(約86億円)相当。カナダ政府は「ウクライナからの具体的な要請に応じた」と強調した。ウクライナのレズニコフ国防相は「われらの勝利を近づけるものだ」と歓迎した。
カナダ政府によると、ウクライナ侵攻が始まった昨年2月以降、ウクライナに対するカナダの軍事支援は総額10億カナダドル(約960億円)を超えた。今月10日には、地対空ミサイル「NASAMS」の提供を発表している。

2022年2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年になります。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
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