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NYダウ5日続落、533ドル安 利上げ前倒し観測で

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比533ドル37セント(1.6%)安の3万3290ドル08セントで取引を終えた。週間では1189ドル(3.4%)下げ、2020年10月26~30日(6.5%)以来、約8カ月ぶりの下落率となった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測が広がり、景気過熱や物価上昇を見込んだ「リフレトレード」が後退している。

セントルイス連銀のブラード総裁が米東部時間18日朝(日本時間18日夜)に米テレビに出演し「インフレが加速すれば22年にも最初の利上げをするだろう」と述べた。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では23年の利上げ開始が予想されたが、「FRBのタカ派姿勢を強調する内容」(米オアンダのエドワード・モヤ氏)で市場では早期の利上げ観測が強まった。

投資家がリフレトレードの修正を迫られた結果、金融大手のゴールドマン・サックス(前日比3.5%安)や石油のシェブロン(3.8%安)など景気敏感株が売られた。主要株価指数ではS&P500種株価指数が1.3%下げた。一方で成長の見込めるハイテク株の一部は買われ、テスラは1.1%高となった。

ニューヨーク証券取引所(18日、ニューヨーク)

債券市場では、利上げ前倒しが示唆されたことでイールドカーブ(利回り曲線)の傾きが急勾配になるのを見込んだ取引が巻き戻され、長期や超長期債の利回りが低下(債券価格は上昇)した。米10年物国債の利回りは1.4%台となり、前日より0.07ポイントほど下落した。30年物国債も0.09ポイントほど下がり2.01%台となった。

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