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米英豪「オーカス」 豪原潜の早期実用化を確認

23年前半までに道筋検討、機密情報で協定締結

【ワシントン=坂口幸裕】米ホワイトハウスは17日、英国、オーストラリアと9月に創設した安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」の運営方針を話し合う初会合を9日と14日に開いたと発表した。米英が建造に協力する豪州の原子力潜水艦をできるだけ早期に実用化する方針を確認。3カ国で原潜の機密情報などに関する協定を結んだと明かした。

国防総省で14日に開いた会合では豪州が原潜を配備できる道筋を2023年前半までに3カ国で検討すると申し合わせた。豪州が原潜を展開することになれば、南シナ海や太平洋、インド洋で中国への抑止力が高まり、米国の負担が軽減される可能性がある。

長期間潜航して隠密に行動できる原潜は軍事機密のかたまりとされ、その技術供与は米英豪による安保協力が新段階に入ることになる。米国の声明によると、オーカス創設後に3カ国は「海軍原子力推進情報交換協定」を締結した。米英豪で共有する機密情報の管理や知的財産の扱いなど詳細を記した。

9日の先端技術を巡る協議ではサイバーや人工知能(AI)、量子技術などの具体的な協力分野を22年初めまでに特定することで一致した。新しい能力を共有し、相互運用の取り組みを強化する狙いがある。

米英豪はインド太平洋地域で覇権主義的な行動を強める中国を抑止するため、9月にオーカスを設けた。安保協力を前面に据える事実上の軍事同盟の位置づけになる。柱となる原潜の協力は原子力を動力とした潜水艦で核を保有する米英に強みがある。製造や訓練など必要な計画をまとめて早期の実現をめざす。

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