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米ニューズ社、Googleのニュース新サービスに参加

(更新)
米メディア大手ニューズ・コーポレーションは、米グーグルとニュース提供で契約した(写真は米ニューヨーク市のオフィス)

【ニューヨーク=清水石珠実】「メディア王」ルパート・マードック氏が会長を務める米メディア大手ニューズ・コーポレーションは17日、米グーグルの新たなニュースサービス「ニュース・ショーケース」に参加すると発表した。ニューズは傘下の新聞社などの記事を提供し、グーグルから使用料を受け取る。金額は公表しない。

ニューズとグーグルの契約は3年間。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」や米金融誌「バロンズ」、英紙「タイムズ」など、ニューズが傘下に持つ米英豪の報道機関がニュース・ショーケースに情報を提供する。サブスクリプション(定期購読)の仕組みの開発やポッドキャストなどの音声ジャーナリズムの活用実験、グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じたビデオ報道への投資なども共同で行う。グーグルの技術で得た広告収入も共有するという。

マードック氏は長年、グーグルなどのネット大手を「ただ乗り」と批判してきた。今回のグーグルとの合意を受けた発表資料の中で、ニューズはグーグルから受け取る記事使用料を「多額な支払い」と表現した。

ニューズのロバート・トムソン最高経営責任者(CEO)は声明のなかで「プレミアムなジャーナリズムには対価を払うという前例ができたことで、世界中のジャーナリズムにいい影響を与える」と語った。

ニュース・ショーケースは通常のグーグルニュースやインターネット検索とは別に、契約先の報道機関が提供する記事の見出しや概要を提供するサービスだ。スマートフォンのアプリなどを通じて利用できる。各地で広告収入の減少に苦しむ報道機関などがネット企業に収益還元を求める動きを強めたことを受けて、グーグルは記事に対価を支払ってニュースを提供する同仕組みを立ち上げた。2020年10月にドイツとブラジルでサービスを始め、提供地域を広げている。日本でも開始に向けた準備を進めている。

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