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USTR代表にタイ氏承認 初のアジア系女性、中国に対処

(更新)
上院がUSTR代表に承認したキャサリン・タイ氏(写真は2月)=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】米議会上院は17日、米通商代表部(USTR)代表に弁護士のキャサリン・タイ氏をあてる人事案を全会一致で承認した。中国への強硬姿勢を維持し、過剰な補助金など不公正な貿易慣行に対処する。

与野党が超党派で支持し、賛成98票、反対はなかった。近く宣誓して正式に就任する。アジア系の女性がUSTR代表に就くのは初めてだ。

タイ氏は知的財産権の侵害や国有企業の優遇など中国の構造問題に取り組む。2007年から14年までUSTRで中国を担当する法律顧問を務め、世界貿易機関(WTO)で中国と争った。中国で生まれて台湾で育った両親を持ち、中国語も流ちょうだ。

中国に対抗するため、新たな貿易ルールづくりで日本を含む同盟国と連携する。ただオバマ政権が対中包囲網を狙った環太平洋経済連携協定(TPP)への再加盟には慎重だ。

バイデン政権が重視する気候変動政策でも役割を担う。USTRは1日に公表したバイデン政権の通商政策報告書で、温暖化ガスを大量に排出する国からの輸入品に課税する「炭素国境調整」を検討課題に挙げた。

タイ氏は議会下院で法律顧問を務め、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の議会承認に向けた法案づくりに関わった。バイデン政権は与野党で意見が異なる通商政策で、政権と議会の調整役もタイ氏に期待する。

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