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4月の米小売売上高、0.9%増 4カ月連続プラス

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が17日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は6777億ドル(約88兆円)で、前月から0.9%増えた。上方修正された前月(1.4%増)から伸びは鈍化したが、4カ月連続の増加で、高インフレにかかわらず消費は堅調さを維持した。

増加幅はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(1.0%程度)とほぼ一致した。幅広い項目で売り上げは増加した。

前月急増したガソリン給油所の売り上げは、ガソリン価格の一時的な下落で前月比2.7%減った。一方、前月落ち込んでいた自動車・同部品販売店は2.2%増えた。これら変動の激しいガソリン給油所と自動車・同部品販売店を除くと1.0%増加した。

全体の売上高は前年同月比では8.2%増えた。CIBCキャピタル・マーケッツのエコノミストは、物価上昇による増加分を差し引いても良好な伸びだったと分析。その上で「インフレによる家計の圧迫が、まだ消費に大きな影響を与えていない」との見方を示した。

4月の消費者物価指数は前年同月比8.3%上昇と歴史的高水準圏だった。家賃、食品などが幅広く値上がりしていることから、消費者のインフレ懸念は強く、消費者態度指数が約11年ぶりの低水準に落ち込むなど消費者心理は冷え込んでいる。

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