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ウォルマートの2~4月、純利益25%減 コスト高重荷

(更新)

【ニューヨーク=白岩ひおな】米小売り大手ウォルマートが17日発表した2022年2~4月期決算は、純利益が前年同期比24.8%減の20億5400万ドル(約2657億円)、調整後の1株当たり利益が1.30ドルで、市場予想(1.48ドル)を大幅に下回った。燃料価格の高騰や人件費などのコスト上昇が収益の重荷となった。

売上高は2.4%増の1415億6900万ドルで、市場予想の1388億300万ドルを上回った。既存店売上高は3%増えた。食料品のプライベートブランド(PB)などが好調だった。傘下の会員制量販店「サムズクラブ」の比較可能な既存店売上高が10.2%増え、全体をけん引した。電子商取引(EC)の売上高は1%増にとどまった。

23年1月期通期の1株当たり利益の予想を約1%の減少に下方修正した。従来は1桁台半ばの増益を見込んでいた。売上高見通しは3%から4%に引き上げた。同社の株価は時間外取引で一時7%下落した。

ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は「異常な環境を反映した結果で、食料品や燃料の高インフレが予想以上に収益を圧迫した」と述べた。「価値を求める顧客のニーズと将来の利益成長のバランスを取っていく必要がある」とも語った。

インフレへの対応をめぐり、ブレット・ビッグス最高財務責任者(CFO)は「競争力のある価格差を維持しつつも、一時的でないと思われるコストについては転嫁していく」と述べ、値上げに取り組む考えを示した。

22年2~4月期の営業利益は23%減の53億ドルだった。燃料価格高騰に伴う追加費用として1億6000万ドルを計上した。新型コロナウイルスの「オミクロン型」の感染拡大に備えた一時的な採用増の反動で人件費がかさんだ。

気温低下でアウトドア用品などの売り上げが伸び悩んだほか、過剰在庫による一般商品の値下げも収益を押し下げた。これらの要因は第2四半期に改善を見込むという。

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