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「協力は相互利益」 米ロ首脳会談、バイデン氏会見要旨

ロシアのプーチン大統領との首脳会談後に記者会見するバイデン米大統領=ロイター

【ワシントン=芦塚智子】バイデン米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談後に記者会見し、サイバー攻撃や人権などの問題で懸念や警告を明確に伝えたと強調した。要旨は次の通り。

米ロ関係

指導者同士の直接対話に代わるものはない。両国の関係は安定し、予測可能でなくてはならず、相互利益がある分野では協力すべきだ。私はプーチン氏に、私の政策は反ロシアではなく、米国民のためのものだと伝えた。

会談のトーンはポジティブだった。両国の協力が相互の利益で、世界のためにもなる分野がある。軍縮の次のステップについて詳細を協議した。軍や外交の専門家による2国間の戦略的安定対話を立ち上げる。シリア、イランの核問題、北極圏、アフガニスタン、ベラルーシなどの問題も協議した。ウクライナの主権と領土保全への米国の揺るぎない支持を伝えた。

ロシアと長い国境を接する中国が台頭するいま、プーチン氏が最も望まないのは米国との冷戦だろう。(プーチン氏を信頼できるかどうかについて)これは信頼ではなく、自己利益の問題だ。

ロシアの人権問題

基本的人権の問題を引き続き取り上げると明言した。(収監中の反体制派活動家)ナワリヌイ氏や、不当に投獄されている2人の米国民の問題を提起した。報道や言論の自由の重要性にも言及した。(ナワリヌイ氏が死亡する事態になれば)ロシアにもたらす結果はひどいものになると明確に伝えた。

選挙干渉、サイバー攻撃問題

米国の民主主義の主権を侵害したり、民主的な選挙に揺さぶりをかけたりする試みは容認せず、それには応酬すると明言した。

重要インフラはサイバー攻撃の対象とすることを禁じるべきだと指摘した。ロシア側にエネルギーから水道網まで米国が定義する16の重要インフラのリストを提示した。専門家による具体的な協議を始めることで合意した。

(選挙干渉やサイバー攻撃に対して)プーチン氏は私が行動すること、結果を伴うことを知っている。世界でのプーチン氏の信頼性や国の地位が低下する。

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