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米、インド型の感染急拡大 「懸念の変異株」に指定

(更新)
米カリフォルニア州でワクチンを接種する高校生=AP

【ニューヨーク=西邨紘子】米疾病対策センター(CDC)は16日、新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)を「懸念される変異株」に指定した。米国内の感染にインド型が占める割合は直近で1割ほどとされるが、一部の地域では速いペースでの感染拡大が報告されており、当局は警戒を強めている。

CDCはコロナの変異ウイルスを、①注目すべき変異株(VOI、感染しやすさなどに影響しうる遺伝子変異や、クラスター発生が確認されたもの)②懸念される変異株(VOC、感染率が従来型より高い、重症化しやすいなどの特徴が確認されたもの)③甚大な被害が想定される変異株(VOHC、ワクチンや治療の有効性が著しく低いなどの特徴が確認されたもの)ーーの3種に分類している。

VOCには、これまで英国型(アルファ株)、南アフリカ型(ベータ株)などの変異ウイルスが指定されていたが、インド型が加わり6つとなった。これまでにVOHCに指定された変異ウイルスはない。

インド型は英国型よりさらに感染率が高く、重症化しやすいとの研究がある。英国では直近で、インド型がコロナ感染者の9割を占めているという。英政府は14日、イングランド地方のロックダウン(都市封鎖)解除を1カ月遅らせると発表した。

米国では15日時点で12歳以上の51%が必要なワクチン接種を完了しているが、地域によって接種率には幅がある。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は8日、米国内でインド型の感染拡大ペースが加速していると指摘。「英国と同じ状況を起こすわけにはいかない」と危機感を示し、ワクチン接種をさらに広げる重要性を訴えた。

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