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9月のフィラデルフィア製造業景況感 5カ月ぶり上昇

【ワシントン=長沼亜紀】米フィラデルフィア連邦準備銀行が16日発表した9月の製造業景況指数はプラス30.7で、前月から11.3ポイント上昇した。5カ月ぶりの上昇で、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(プラス18.7程度)を大きく上回った。

同調査は管轄地区内の約120の製造業が対象で、前の月より景況感が「改善した」との回答の比率が「悪化した」との比率を上回るとプラスになる。

同様の調査であるニューヨーク連銀製造業景況指数も、9月は予測を上回って大きく上昇した。新型コロナウイルスの感染再拡大やインフレで景気回復ペースは鈍っており、中国製造業の減速の影響も懸念されるが、いまのところ米製造業は拡大を続けている。

個別項目では、「新規受注」が15.9で6.9ポイント下がったが、「生産」は29.9で11.0ポイント上向いた。「受注残」と「入荷遅延」は低下したが、「在庫」は大きく改善しており、供給制約が緩和し始めたことを示した。「仕入れ価格」は67.3、「販売価格」は52.9といずれも依然として高いものの、前月からは下がっており、インフレ圧力がやや弱まったことを示した。

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