/

Shopify売上高41%増 10~12月、最終損益は赤字に

【ニューヨーク=白岩ひおな】電子商取引(EC)サイト構築のカナダのショッピファイが16日発表した2021年10~12月期の売上高は前年同期比41%増の13億8000万ドル(約1593億円)だった。決済システムの需要増で市場予想を上回ったが、経済の正常化で伸び率は7~9月期の46%増から縮小した。最終損益は3億7130万ドルの赤字(前年同期は1億2390万ドルの黒字)。株式の評価損失5億970万ドルが響いた。

同社は中小企業を中心に小売企業を顧客とし、インターネット通販サイトの作成や商品の在庫管理、決済、配送までを担う独自のシステムを提供している。顧客が運営するECサイトでの取引金額を示す流通総額は31%増の541億ドルだった。

部門別の売上高をみると、決済システムなどを提供する「マーチャント事業」が47%増の10億2880万ドル。年末商戦のピークとなる11月末のブラックフライデーやサイバーマンデーを中心に需要が拡大し、四半期として初めて10億ドルを超えた。ECシステム利用料が中心の「サブスクリプション事業」は26%増の3億5120万ドルだった。

21年12月期通期の売上高は57%増の46億ドルで、流通総額は47%増の1754億ドルだった。22年12月期は、上半期にかけて売上高の伸び率が低くなるとの見通しを示した。新型コロナウイルス禍のロックダウン(都市封鎖)や政府の景気刺激策など、21年前半にみられたEC需要の押し上げ要因がなくなるためだ。通年では企業へのECの浸透による成長が続くとした。発表後、同社の株価は16日の時間外取引で10%超下落した。

倉庫や配送ネットワーク拡充に向けた設備投資として、22年には2億ドルの資本的支出を見込む。21年には米ジョージア州アトランタに独自の物流施設を開設した。エイミー・シャピロ最高財務責任者(CFO)は「高性能のインフラと革新的な機能を継続して構築し、加盟企業による商取引を後押ししていく」と述べた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン