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民主主義再生、法の支配を砦に フクヤマ氏

パクスなき世界 米スタンフォード大シニアフェロー

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世界の繁栄を築いてきた民主主義と資本主義が揺らいでいる。東西冷戦の終結など歴史の転換点を見通してきた米スタンフォード大のシニアフェロー、フランシス・フクヤマ氏に民主主義の将来などを聞いた。

――トランプ前大統領の下で米国の民主主義のもろさが露呈しました。

「様々な要因が重なった。中間層の没落や格差拡大がトランプ氏を後押しした。共和党が『小さな政府』や自由市場というイデオロギーを捨てて、個人崇拝の政党になった。SNS(交流サイト)が陰謀論による混乱を増幅した。民主主義を信奉する政党の指導者までもが陰謀論に走った」

――「トランプ現象」は今後も続きますか。

「バイデン大統領がウイルス抑制や経済再建で成功し(トランプ氏の影響が薄れる)楽観的なシナリオも排除しない。問題はネット上の言論環境だ。規制してもトランプ支持者は意思疎通を続ける。(陰謀論の)根絶は不可能だ。すぐに平時に戻...

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パクスなき世界

新型コロナウイルスの危機は世界の矛盾をあぶり出し、変化を加速した。古代ローマの平和と秩序の女神「パクス」は消え、価値観の再構築が問われている。「パクスなき世界」では、どんな明日をつくるかを考えていく。

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