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トランプ氏、選挙不正訴え バイデン外交を痛烈批判

【ワシントン=中村亮】米国のトランプ前大統領は15日、西部アリゾナ州で支持者集会を開いた。2020年の大統領選について「いかさまの選挙だった。いたるところに証拠がある」と主張した。21年1月の連邦議会占拠事件の真相を追及する下院特別委員会に選挙不正の調査を要求した。

トランプ氏はバイデン大統領が連邦議会に可決を求めている投票権保護に向けた法案について「選挙不正のための法律だ」と批判。「共和党候補を当選させないための法律だともいえる」と訴えた。バイデン氏は州レベルで進む投票規制強化に対抗するため同法案を推進する方針を示している。

所属する共和党の引き締めも図った。トランプ氏は「弱々しい共和党議員は選挙不正などを認めず、この国を破壊しようとしている。誰も考えもしなかった規模で選挙に敗れる」と語った。議会占拠事件をめぐりトランプ氏の責任を追及する共和党のリズ・チェイニー下院議員を名指しして「支持率は16%だ」と酷評した。

バイデン氏は6日、議会占拠事件に関する演説で、大統領選での敗北を認めないトランプ氏について「噓を広めた。彼が米国より自分の利益を重視しているからだ。責任とは敗北を受け入れることだ」と指摘した。トランプ氏は6日に予定した記者会見をキャンセルし、15日の支持者集会で「選挙不正」に関する見解を示すと説明していた。

トランプ氏はバイデン氏の外交安保政策も痛烈に批判した。ロシアがウクライナに軍事的圧力を強め、北朝鮮もミサイルを相次いで発射していると説明し「1年前には起きていなかった挑発行為だ」と話した。「彼らは米国をもはや恐れていない。我々に敬意を抱いていない」として、バイデン氏の姿勢が弱腰だとの見方を示した。

米軍のアフガニスタン撤収をめぐる混乱にも触れて「米国の歴史上で最悪かつ最も不名誉な瞬間だった」と糾弾した。バイデン氏は21年8月、20年間にわたるアフガン戦争を終結させたが、イスラム主義組織タリバンの復権を許した。撤収間際には自爆テロで米兵13人が命を落とした。

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