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世界のコロナ死者、200万人超に 変異種への警戒強まる

(更新)
ブラジルでは酸素などの医療設備の不足も深刻となる(アマゾナス州マナウス)=AP

【ニューヨーク=野村優子】新型コロナウイルスによる全世界の死者数が15日、累計で200万人を超えた。一部の国・地域では病床や酸素吸入器などの医療設備の不足も深刻で、医療体制の逼迫も顕著となっている。今後は英国や南アフリカ、ブラジルなどで確認された変異種が、感染拡大を加速させるとの警戒感も強まっている。

米ジョンズ・ホプキンス大の調べによると、米東部時間15日午後6時(日本時間16日午前8時)時点の世界の感染者数は9363万人、死者数は200万6千人超に達した。死者は米国が世界最多の39万人、次いでブラジルが20万人、インドが15万人と続いた。

米国の死者数は1月に入ってから高水準で推移し、14日は3900人を超えた。米国の感染状況を分析する「COVIDトラッキング・プロジェクト」によると、州別ではカリフォルニア州が550人超、テキサス州が420人超など死者の増加が深刻だ。入院者数は14日に12万8千人超となり、前週につけたピーク(13万2千人超)から落ち着きつつあるが、依然として高い水準にある。

米国では少なくとも10州で確認された変異種に対する警戒感も高まっている。米疾病対策センター(CDC)は15日、「感染力の強い変異種が、感染者数や死者の急増を招く恐れがある。3月には変異種の感染が主力となっているだろう」と懸念を示し、予防策のさらなる強化を呼び掛けた。

新たな変異種のまん延も深刻となるブラジルでは、一部で医療崩壊も始まっている。変異種が発見されたアマゾナス州の州都で、日本企業が多く進出する工業都市マナウスでは、酸素吸入器などの医療設備が不足する事態が発生。ロイター通信によるとパズエロ保健相が14日、「酸素や医療スタッフが不足しており、病院システムが崩壊している」と指摘した。アマゾナス州は、酸素ボンベを軍用輸送機で送るように米国に訴えている。

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