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米ウォルマート、「完全無人」で配送 21年に一部州で

【ニューヨーク=白岩ひおな】米小売り最大手ウォルマートは15日、無人の自動運転トラックによる商品配達を2021年にアーカンソー州で開始すると発表した。同社は自動運転車の米スタートアップ企業Gatik(ガティック)と共同で自動運転車での配送実験を行ってきたが、完全無人での商品配送は初めて。

まずはオンライン注文の在庫管理や物流に特化する「ダークストア」から、食料品や日用品などの商品を2㍄(約3㌔㍍)先の小型店舗「ネイバーフッド・マーケット」まで運ぶ計画だ。安全を監督するための運転手は乗車しない。同社は米国民の9割を半径10㍄以内に捉える店舗網が強みだが、配送網に自動運転車を組み入れ、より効率的できめ細かな配達サービスを実現する狙いがある。

同社は2019年夏以降、アーカンソー州ベントンビルで自動運転トラックによるダークストアから実店舗やピックアップセンターへの配送実験を実施してきた。顧客製品担当シニア・バイス・プレジデントのトム・ウォード氏は運転手が乗車の上で「7万㍄以上の運転実験を行った」として、走行の安全性に自信を見せる。

21年初めにはルイジアナ州ニューオーリンズとメテリー間でも自動運転の試験を予定する。当初は運転手が乗車した上での自動運転から始める。ニューオーリンズの店舗から離れた場所に住む消費者がピックアップサービスを利用しやすくなるという。

宅配やピックアップサービスの需要が拡大するなか、将来的な人件費削減の効果も視野に自動運転車による配送サービスを米国で順次拡大する。11月にはゼネラル・モーターズ(GM)傘下で自動運転車を手がけるクルーズと協力し、21年初頭からアリゾナ州で自動運転による食料品配達の実験を始めると発表した。

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