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グーグル・アースに新機能 40年の地表変化を3D画像で

米グーグルが「グーグル・アース」に追加した「タイムラプス」では氷河後退の様子などを閲覧できる。

【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは15日、40年近くにわたる地表の変化を立体的な画像で閲覧できるサービスを始めたと発表した。米当局などから提供を受けた2400万枚の衛星写真を活用し、利用者が地球儀を見る要領で各地の変化を観察できるようにする。氷河後退や森林破壊などを分かりやすく示し、環境保護につなげる。

地球画像閲覧サービス「グーグル・アース」の機能を強化し、立体的な3次元(3D)画像で地表の変化を表示する「タイムラプス」を15日に無償で公開した。同社は2013年からタイムラプスを提供しているが、従来は平面的な画像だった。

タイムラプスは専用サイト(http://g.co/Timelapse)やグーグル・アースのサイトなどから使える。カザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海の水位低下、グリーンランドなどの氷河後退、ブラジルの森林減少といった環境破壊を見ることが可能で、米ラスベガスやドバイなどの都市開発の進展も閲覧できる。

森林の減少なども閲覧可能にした(ブラジル・マットグロッソ州)

タイムラプスの開発にあたり、米航空宇宙局(NASA)や米国地質調査所、欧州委員会などの協力を得た。1984年から2020年に撮影した衛星写真から雲や影といった「ノイズ」を取り除き、高性能なコンピューターで合成した。数千台のコンピューターの延べ処理時間は200万時間に達するという。

説明会でグーグル・アースの担当ディレクター、レベッカ・ムーア氏は「多くの人が地球で起きていることに関して共通認識を持つ基盤になるとともに、解決策の青写真を描くのに使うことを期待している」と述べた。

また、従来の平面的な画像から3Dに変更したことにより「圧倒的に没入感のある経験が得られるようになる」と説明した。3Dのタイムラプスは今後、1年に1回のペースで新たな画像を追加して更新する。タイムラプスをもとに作成した約800本の動画も公開し、地表の変化を閲覧できるようにした。

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