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米司法長官が辞任へ、「選挙不正」巡りトランプ氏と溝

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トランプ米大統領はバー司法長官の辞任を発表した=AP

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は14日、バー司法長官が辞任するとツイッターで発表した。23日に退任する。トランプ氏は大統領選で不正が起きたと主張して敗北を認めていないが、バー氏は大規模不正はなかったとの認識を示し、両氏の隔たりが鮮明になっていた。

トランプ氏はバー氏について「我々の関係はとてもすばらしく、彼はすばらしい仕事をした」と強調した。バー氏はトランプ氏の最側近の一人と知られた人物だ。2016年の米大統領選にロシアが介入した疑惑の捜査ではトランプ氏について「推定無罪」と断定。同氏の元側近への起訴について取り下げを裁判所に申請したこともあった。

両氏の溝が鮮明になったのは大統領選後だ。敗北宣言を拒むトランプ氏は激戦州の郵便投票などで不正があったと主張した。だがバー氏は1日の米メディアのインタビューで「異なる結果をもたらす規模の不正を把握していない」と指摘。民主党のバイデン前副大統領の当選確実は覆らないとの見方を示した。3日にトランプ氏は「バー氏を信頼しているか」との質問に「数週間後に尋ねてほしい」と述べ、バー氏に不快感をにじませた。

バー氏は辞表で14日午後、「選挙不正」をめぐる司法省の検証内容をトランプ氏に説明したと明らかにした。バー氏はここでも大規模不正はなかったとの見方を示し、トランプ氏が辞任を迫った可能性がある。

大統領選後に政権を離れる主要閣僚はエスパー国防長官に続き、2人目。トランプ氏が米連邦捜査局(FBI)のレイ長官や米中央情報局(CIA)のハスペル長官を解任するとの観測もある。

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