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11月の米小売売上高、0.3%増に鈍化 予測下回る

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が15日発表した11月の小売売上高(季節調整済み)は6398億ドル(約73兆円)で前月から0.3%増えた。4カ月連続の増加だが、伸び率は前月の1.8%から大きく鈍化し、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.8%程度)も下回った。

年末商戦は本格化したが、消費の勢いは弱まった。変動の激しい自動車・同部品販売店の売り上げを除いても0.3%増にとどまった。

前月に大きく伸びていた百貨店が5.4%減、家電店が4.6%減といずれも大きく落ち込んだ。オンラインストアは横ばいだった。

一方、ガソリンの値上がりで給油所の売り上げは1.7%増えた。外食が増えて飲食サービスも1.0%増えた。

供給網の混乱による品不足を避けるため、企業は早期にセールを始めている。消費が前倒しされて大きく伸びた10月の反動で、11月は伸び悩んだ可能性が指摘されている。急激な物価上昇が消費意欲に影響した可能もある。

雇用回復や賃金上昇、政府の景気刺激対策で家計には余裕があり、堅調な年末商戦が期待されている。ただ、品不足などの影響もあり、感謝祭翌日の一斉セール「ブラックフライデー」と大規模なネットセール「サイバーマンデー」の売り上げは大きく伸びなかった。

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