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ボーイング「787」、部品の強度不足が判明

(更新)

【ヒューストン=花房良祐】米ボーイングの中型機「B787」のチタン製部品の強度が不足していることが明らかになった。同社は米連邦航空局(FAA)と対策を協議しており、航空会社への引き渡しに影響する可能性もある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが14日、報じた。

B787の機体には三菱重工業川崎重工業などが生産に参画しており、機体の3割超を日本製部品が占めるが、ボーイング広報は日本経済新聞に「問題のチタン製部品に日本企業は関与していない」と話した。「すでに飛行中の機体の安全性に差し迫った問題はない」としたうえで、新造機の製造工程と品質管理の体制についてFAAと協議していることを明らかにした。

同紙によると、過去3年間に製造されたB787のチタン製部品で基準よりも強度が不足していたことが発覚した。B787の受注残は400機以上あり、製造が進んでいる機体は部品交換などが必要になる。2021年は9月末までに21機を新規受注したほか、14機をANAホールディングス日本航空を含む8社に引き渡した。

日本の重工メーカーは炭素繊維の加工を得意としており、主翼や中央翼、胴体の製造を担当している。新型コロナウイルスの感染拡大前はB787を月14機のペースで製造していたが、足元では、旅客需要の低迷と製造工程の混乱で一時的に月5機未満まで落としている。

B787を巡っては品質管理で相次いで問題が浮上しており、20年と21年に納入を一時的に停止したと伝えられている。

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